雪と環境問題
温暖化と降雪量は深い関わりをもっており、私たちの生活環境に大きな影響を与える恐れがあります。
日本は世界でも有数の雪国です。世界と比較しても、降雪量の多い都市に、より多くの人が住んでいることが分かります。
日本の積雪寒冷地域は日本海側に広く分布し、国土面積の約60%に及びます。
一冬で最も多く雪が積もった量(年最深積雪)を1962年から2013年までの約50年間の観測結果から調べると、東日本日本海側と西日本日本海側で長期的な減少傾向が見られます。21世紀末には、年最深積雪はほとんどの地域で減少するものの、北海道の内陸部等の寒冷地では現在と同じ程度か増加する地域もあると予測されています。
(気象庁平成26年11月予測)温暖化対策をとらないと2100年には最大で世界の平 均気が4.8℃上昇すると予測されています。
(IPCC第5次報告書)