信州の郷土食・おやきの歴史と
これからの100年をつなぐ
『OYAKI FARM BY IROHADO』
1925年創業のいろは堂は、長野県の郷土食として知られる「おやき」を主軸に、さまざまな挑戦を続けています。老舗のおやき店が、この先100年を見据えて開いた工場併設店舗「OYAKI FARM(おやきファーム)」は、時代に合ったおやきのある暮らしを発信、提案していくための場所。地域内外のクリエイターと共に、おやき文化の再編集を仕掛けるのは、有限会社いろは堂、専務取締役の伊藤拓宗さんです。今回取材したのは、松代にある「野菜のカネマツ」の小山シェフと共に取り組む、おやきを使った新メニューの開発プロジェクト。多くの人で賑わうおやきファームで、これまでの歩みとおやきの今、そして伊藤さんの描く未来を伺いました。