木曽の大自然にふれよう!
親子でつくる夏の思い出。
キャンプ・カヌー・魚つかみどり
サイクリング e.t.c.
定番おすすめガイド
木曽路エリア
中山道の宿場、人々に守られてきた森林。
静観な木々と美しい水の恵みを享受する木曽で、本物の大自然を満喫してみませんか。
目次
01 キャンプ場
・巨大迷路!おもしろ自転車!? 「やぶはら高原 こだまの森」でキャンプ
・「阿寺渓谷キャンプ場」
・「のぞきど森林公園キャンプ場」
・「田立オートキャンプ場」
02 湖カヌー体験
・小さな子どもも安心。4才から体験できるゆるやかな「自然湖」
・大自然の色彩。水・山・空のコントラストが美しい「おんたけ湖」
・最高峰の透明度。木曽川の源流「奥木曽湖 」
03 川遊び&魚つかみ&釣り堀フィッシング
・川遊び&魚釣りを満喫。川沿いベンチで竹炭の塩焼きを「高橋渓流」
・森林を歩いて、泳いで。夏の思い出、手をつないで。森林浴発祥の地「赤沢自然休養林」
04 森林サイクリング
・家族がひとつになる。日本遺産「王滝森林鉄道」のレールを走る森林サイクリング
・景色が思い出になる。御嶽山一望「開田高原サイクリング」でレンタルバイクライド
01 キャンプ場
キャンプ好きの親子必見。大自然に囲まれた木曽には、森林に囲まれたアトラクションやちびっこ広場、スポーツ場、フリーテントサイトなどが充実。知られざる人気キャンプエリアである木曽のキャンプ場をチェックしてみましょう。
巨大迷路!おもしろ自転車!? 「やぶはら高原 こだまの森」でキャンプ
塩尻ICから車で45分、伊那ICから35分、木曽郡木祖村にある森に囲まれた公園を併設した広大なキャンプ場「やぶはら高原 こだまの森」。標高1,000mのやぶはら高原に広がる「こだまの森」の〝まずはこれから注目No.1〟は、子どもが喜ぶ巨大迷路。親子でチェックポイントをクリアしながらゴールを目指すまでの時間は、ワクワクするひとときになることまちがいなしです。さらに親子で乗れる「おもしろ自転車」やちびっこ広場も充実。屋外プール、テニスコート、マレットゴルフコース、全長25mのジャンボ滑り台などもあり、子どもの目が輝く遊び場が満載です。ここへ来てから、その日の子どもの気分で好きな遊びを選べるバラエティの豊富さは、仕事が忙しくて子どもの遊び場をチェックしきれないお父さんお母さんにはうれしいかぎりです。
そして、フリーテントサイトでオリジナルキャンプを楽しむもよし、コテージやケビンで小さな子どもとゆっくり休むもよし。夏休みの間ずっとここにいたい! と思うほどの遊びにあふれています。
車横付けのテントサイトもあり。オリジナルのキャンプを楽しめます
©︎やぶはら高原 こだまの森
飛び跳ねて進む自転車や四輪自転車など、さまざまなタイプの「おもしろ自転車」はフォトジェニック
©︎やぶはら高原 こだまの森
ちびっこ広場も充実
©︎やぶはら高原 こだまの森
屋外プールもあり、親子でグループに分かれて、一日満喫するのも◎ ©︎やぶはら高原 こだまの森
そのほかのおすすめキャンプ場はこちら
「阿寺渓谷キャンプ場」を詳しく見る 「のぞきど森林公園キャンプ場」を詳しく見る 「田立の滝オートキャンプ場」を詳しく見る02 湖カヌー体験
山谷に位置する木曽エリアには、太平洋に続く木曽川の源流や、ダム湖などがあり、カヌーを楽しめるスポットが充実。エメラルドグリーンの美しい湖で、山・空・水のコントラストを眺めながら、湖クルージングを体験してみませんか。
小さな子どもも安心。4才から体験できるゆるやかな「自然湖」
御嶽山の懐、山の深く奥に位置する木曽郡王滝村。木曽ひのきに囲まれた王滝川の上流部、標高約1100mのところに「自然湖」はあります。かつての谷底の森林が天然の湖となったこの場所には、湖面から木々が天へ伸び、幻想的な風景が広がります。例年春から夏にかけて、「自然湖ネイチャーカヌーツアー」を開催。ガイドのレクチャーを受けながらカヌーを楽しめます。2人乗りのカヌーで、親子一緒にパドルを漕ぎながらのセイリングも体験でき、4歳の小さな子どもから参加可。安全なカヌー体験が実施されています。
大自然の色彩。水・山・空のコントラストが美しい「おんたけ湖」
「自然湖」と同じく、王滝村にある「おんたけ湖」は、生活用水を愛知県方面や王滝村に供給するために誕生したダム湖でもあります。人々の暮らしを支えてきた湖の周囲に広がるのは、のびやかな森林の風景。地元名物「赤かぶ漬け」の赤色!? といわれている鉄橋「大岩橋」の下をくぐったその先には、水・山・空の色彩が広がります。春・夏・秋の彩りを望める「おんたけ湖カヌーツーリング」は、例年5月から11月(予定)まで開催。初心者向けのレクリエーショナルカヌーに乗って、インストラクターが案内するカヌー体験をぜひ。
最高峰の透明度。木曽川の源流「奥木曽湖 」
木曽郡木祖村にある「奥木曽湖」では、「正沢親水公園」から出発するカヌーツアーを楽しめます。日本有数の水質のダム湖「奥木曽湖」。周辺には「やぶはら高原 こだまの森」もあり、子どもを連れての外遊びを余すことなく満喫できるスポットです。エメラルドグリーンに透き通った美しい湖をセイリングしてみませんか。
03 川遊び&魚つかみ&釣り堀フィッシング
木曽の澄んだ水を満喫する川遊びは、子どもも大人も一緒になって楽しめるアクティビティのひとつ。地元の人がよく知る毎夏の楽しみ、魚つかみや釣り堀フィッシングも、子どもが喜ぶ大自然の体験になることまちがいなしです。そんな川遊びのスポットをお見逃しなく。
川遊び&魚釣りを満喫。川沿いベンチで竹炭の塩焼きを「高橋渓流」
木曽郡南木曽町、「日本の滝百選」のひとつ「田立の滝」の近くにある「高橋渓流」は、川×渓流魚を楽しむ人気スポットです。その人気の理由は、「高橋渓流」が渓流魚の養殖をおこない、食用の川魚を全国に届けていること。魚つかみや釣り堀フィッシングを楽しめることだけでなく、竹炭で焼いた塩焼きの川魚のおいしさに心つかまれる大人が多いことでしょう。12月から2月はシーズンオフ。夏の風物詩を味わいながら、子どもと川遊びを満喫する時間は、夏らしい思い出のひとつになることでしょう。
森林を歩いて、泳いで。夏の思い出、手をつないで。森林浴発祥の地「赤沢自然休養林」
木曽郡上松(あげまつ)町にある林野庁中部森林管理局管轄の国有林「赤沢自然休養林」。樹齢300年以上の木曽ひのきが林立し、健康増進効果も実証された〝森林浴発祥の地〟であり、日本三大美林のひとつとして親しまれてきました。700ヘクタール以上の広大な敷地には、およそ2kmから4kmほどの遊歩道が整備され、子どもと手をつなぎながら森林浴を楽しみたいスポットです。
エントランスからすぐの駐車場付近には透き通った川が流れ、夏になると子どもの川遊びができるようになっています。浮き輪をもって浮かぶ小さな子どもも、小学生高学年ほどの子ども楽しめるため、まるで森林の海水浴とでも呼びたくなるような光景が広がります。
夏限定の魚つかみ体験も可。さらに、かつて樹木を運んでいた森林鉄道に乗車することもできます。森林のトンネルをくぐり、樹木の木肌を直近に望む瞬間は、虫眼鏡で森を探検した子どもの頃を思い出させることでしょう。地元名物の五平餅や特製カレーなどを楽しめるレストハウスも設備されているので、軽装で訪れられるのもうれしいポイントです。森のなか、子どもと手をつなぎ、川遊び・森林浴・森林鉄道を楽しんでみませんか。
04 森林サイクリング
最後にお届けするのは、森林サイクリングのスポット。鉄道レールの上を親子で一緒に走る話題の森林サイクリングや、レンタルバイクで爽快に高原を走るコースなどを紹介します。澄んだ空気と森のかおり、美しい風景は、映画のワンシーンのようにいつまでも親子の思い出に残ることでしょう。
家族がひとつになる。日本遺産「王滝森林鉄道」のレールを走る森林サイクリング
かつて、日本の人々の暮らしを支える樹木を運搬していたことから〝木曽の産業革命〟とも呼ばれている森林鉄道。通勤や通学、生活物資の運搬も担っていたその歴史にはロマンがあります。なかでも、もっとも長距離を走り輸送力の大きかった「王滝森林鉄道」は、日本の代表的存在ともいわれています。この地で愛されてきた通称〝林鉄〟は、体験乗車やフェスティバルなどを開催する有志たちの保存活動の功績もあり、いまでも鉄道ファンを魅了。そして廃線からおよそ半世紀が経ったいま、「松原スポーツ公園」にレールが敷かれ、親子で楽しめる「林鉄バイク」が誕生。歴史の思いを馳せながら、親子でこぐ約1.5kmのコースは、楽しいひとときになるはず。
「林鉄バイク」を詳しく見る景色が思い出になる。御嶽山一望「開田高原サイクリング」でレンタルバイクライド
標高1,100mの里山風景を望み、木曽の森を走る「開田高原サイクリング」。レンタルバイクは1日3,000円以下で借りられ、マウンテンバイクからクロスバイク、ファットバイクやキックバイクなど豊富なラインナップから選べます。白樺林や木曽馬の爽やかな景色のなかを走るもよし、人気のアイスクリームを堪能するもよし、本格派向けのマウンテンバイクコースを楽しむもよし。「木曽おんたけ健康ラボ」をスタート地点に、都会では味わえないサイクリングを。本物の自然のなかを走った思い出は、親子の絆を強めることでしょう。
いつもは都会派のサイクリストたちも、白樺林をクロスバイクで走れば爽快 ©︎木曽おんたけ健康ラボ
キッズマウンテンバイクもあり、小学生の子どもでも軽快にサイクリングを楽しめます ©︎木曽おんたけ健康ラボ
いかがでしたか。キャンプ、カヌー、川遊び、魚つかみや釣り堀フィッシング、サイクリングe.t.c...。この夏、木曽を旅して大自然にふれてみませんか。
更新日:2021/03/25