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伊那谷には全国でも珍しい昆虫を食べる文化があります。なかでも「ざざむし・いなご・蜂の子」は3大珍味と言われています。今日のように栄養が豊かではなかった時代、昆虫食は貴重で大切なタンパク源でした。ざざむしは川の浅瀬に棲むカワゲラやトビゲラなどの幼虫の総称で、天竜川の「ざざざ」という流れの音からざざむしの名がついたと言われます。味付けは醤油で煮付けて食べます。12月から2月まで天竜川で四つ手網を使って行うざざむし漁は伊那市の冬の風物詩です。いなごは稲刈りの時期にとれ、砂糖や醤油、みりんなどで佃煮にして食べます。
伊那谷には夏から秋にかけてクロスズメバチの巣を探す「すがれ追い」という文化があります。持ち帰った蜂の巣から蜂の子を取り出し、佃煮にしたりご飯と一緒に炊いたりしていただきます。栄養満点の高級珍味。
Update:2023/10/14

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